ひとり映画、、、「余命1ヶ月の花嫁」

けんぺいまま

2009年06月16日 14:38

 先日、急にこの映画を見たい思いにかられて、十数年ぶりかな?一人きりでの映画って

 この映画は、以前テレビのドキュメンタリーで、長島智恵さんご本人が出ていたものがありましたが、
それを見た時に、

彼女のお母さんが、智恵さんが10才の頃卵巣癌で亡くなって、その臨終の場で、
歯をくいしばって泣かない彼女を見ました。

その時の泣かない彼女と、けんぺいママの母親も、同じような病気で他界しましたが、
母の死を知った時も泣けない自分がいて、智恵さんの心境と少し重なるものもあって、、、。

何か気になる映画だなあと思っていました。

 何か自分の中に秘めていた感情にけじめをつけたい思いもあって、
亡き母の小さい写真を持参して、その写真も一緒に、映画鑑賞したのです。


 始まる前からけんぺいママは、うるうるしていました

映画の最中もたくさん涙が出ましたが、智恵さんにとっては、太郎ちゃんとの出会いは、奇跡的なものだったんだなあと思えました。

 太郎ちゃんは、「死」という現実から逃げないで、智恵さんと一緒にがんばるという気持ちをまっすぐに出して、
まっすぐに自分自身の本当の想いで生きているように感じました。

 それは、実は智恵さんの本当の気持ちそのままを見せてくれた、彼女自身のようにも思えました。
子どもの頃の智恵さんの母親への思いも、そうだったはずだけれど、、、

多分私のように、母の死を認めたくないし、早く去ってしまったことを許せない気持ちをかたくなに持ってしまったのかもしれない。
そう思いました。
太郎ちゃんとの出会いで、彼女自身の生きたかった姿勢を思い出させてくれたことは、奇跡だったかもと思えたのです。
彼との出会いは感謝そのもの、いや、言葉では言い表せない、日本語にはその気持ちは言い表せないと、智恵さんは言っていました。

 キャスティングもすばらしく、榮倉ななさんと、英太さんらの迫真の演技で、智恵さんと太郎さんの想いは、全国の視聴者に伝わったはずです

 けんぺいママにとっての太郎ちゃんは、今の旦那様でもあり、けんにーにとへいちゃん、この3人の存在だなあと思えました
本当の気持ちって、自分ではわかってるようで、ぜんぜんわかってないという事実が、最近わかるようになってからは、
子ども達が、けんぺいママの本当の気持ちをよ~く見せてくれる鏡のようです。

 帰り道のドライブ中、なんだか全てを許そうという気持ちになっていました

お母さんのことも、過去の自分自身も、今の自分も、そのままの事実をきちんと受け止めて、
なんにも抵抗しない自然体でいいんだという気持ち。

 先週、円隣企画の「自己実現」のセミナー参加で、けんぺいママのインナーチャイルドの存在が、
自己実現に大きな障害となっていることがわかってから、
けんぺいママは、自分自身の子どもの頃の感情をきちんと理解して癒してあげたいと思っていました。

 自己実現というのは、なんだか難しいイメージありましたが、人が生きる上で、一番大切なことなんだということも感じました。
子育てにおいても、仕事においても、夢を叶える、何をするにも基本となることなんだなあと感じました。

 けんぺいママの長いこと放置されていたインナーチャイルドは、やっと癒される時期がめぐってきたようです、、、


 今日もあなたのすてきな笑顔をありがとう  

 

関連記事